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【受験雑感_1】自分はなぜ合格したか?

合格の連絡を受け取ってはや1か月が過ぎ、渡米へ向けての準備を進める毎日です。ビザも下りていないので、まだ正式なMBA Candidateではないですが、カウンセラーや在校生・卒業生への連絡や再会を通して、徐々に合格の実感がわいてきました。

ここで、自分の記憶が新しいうちに、カウンセラーや予備校の先生との振り返りを踏まえ、MBA受験への雑感をまとめておきたいと思います。

 

-----なぜ合格できたか?

運が良かったです。

もちろん、必死に勉強をして、時間のある限りエッセイをブラッシュアップし、インタビューに備えましたが、それは誰もが行っているはずで、その点において自らが勝っていたと言う気には正直なれません。

 

ただ、それを言っちゃぁ…な気もするので、「合格した後から、後追いの理由をつけて合理化しても意味がない」と理解した上であえて分析すると、

私の場合は、テストスコアでぎりぎりテーブルに乗り、FitとDiversityで引き上げてもらった、ということを感じます。

テストスコア

私の出願スコアは、GMAT 680、IELTS 7.5で、30歳、男性、純ドメ、私費というスペックと合わせても、なんとかテーブルに乗る程度の水準でした。

実際に、アゴスの2016年度合格者データを見ても、GROUP B(TOP20)の平均GMATスコアが680.9と、ちょうど平均といったところ。一方で、GROUP A(TOP10)で見ると、680ではmid 80%にも入れないという現実があります。

【参考】MBAトップ校合格者のスコアは何点? ~2016年度合格者分析より~ – アゴスニュース

一点、大学において特別奨学生であったことと、3.8という比較的高いGPAで、若干の挽回が出来ていた可能性もあります。

 

FitとDiversity

一方で、FitDiversityという概念については、受験を始めてから、自分の中での価値観が大きく変わり、この2点の追求と、適切なアピールが合格へと近づけてくれた一因となったと考えています。

 

Fitという言葉とは、MBAを志してから幾度となく至る所で耳にするものです。

The most common advice given to prospective students who want to get an MBA is to select a business school based on “fit.”

※参考

poetsandquants.com

どのようにFitを感じ、アプライにつなげたかについては別に書きたいと思っていますが、この部分に非常に力を費やしました。(これには、早い段階でone and onlyの志望校が決まっていたという特殊事情もあります)

受験開始時には、Fitの意味がよくわからなかった私も(就活でいう"ご縁"のような、受験生を落とす為の逃げ口上かと思っていました)、ビジットを2回行い、卒業生・在校生10名以上に話を聞き、クラブにコンタクトを取り、アドミッションと6回顔を合わせたことで、Fitの正体をある程度論理的に分解することができ、エッセイやインタビューを通して効果的にアピールすることができました。

 

また、Diversity、多様であることが価値を持つという考えは、比較的ニッチなキャリアを一貫して辿っていた私にとって、自らを差別化する良いポイントとなりました。当初は、金融でもコンサルでも商社でもない自らのバックグラウンドが不利になると考えていましたが、カウンセラーとの対話を通して、むしろ自分の強みとしてアピールすることができました。

ただ単に、自らの多様性(いかにuniqueか)をアピールするだけではなく、その多様性を持って学校やクラスにどのように貢献できるか(異なるということをいかに価値に変えるか)という部分について論理的に伝えることを意識しました。

 

これらの積み重ねによって、決して高くはないスコアながらも、"Honestly, I always thought that you had a strong package." とカウンセラーに言っていただけるアプリケーションを作ることができ、運良くAdcomに評価をして頂いた、ということを感じています。